ART CHRISTMAS 2014 [2014]
11月28日(金)ー12月5日(金)
11:00am~6:00pm 3日(水)休廊
出品作家:赤松 功 尾崎 帆奈 加藤 栄吾 草地 元 楠見ヨネ子
剣持 綾子 齋藤 典久 酒本 道子 佐々木浩章 東海林ユキエ
高橋 修吾 新野安紀子 もりふみこ 森田 順子 山本 剛史
吉岡カオル 渡辺 菊乃
わたなべ画廊の今年最後の展覧会 ART CHRISTMAS
17名の作家によるオブジェ、絵画、食器などを展示しております。
どうぞお楽しみください。
瀬古 徹 展 [2014]
作家在廊日:16日(日)、18日(火)、22日(土)、
23日(日)、24日(月)、25日(火)
Token
地と図の関係が気になる。
ものやことがあるべき処にあるべき様にあるということが、だ。
”純粋”美術は日常にあり、
ならば日常におけるのは”応用”美術とよばれる。
私の作品は応用としての機能を持たず、
純粋の破片(かけら)であるにもかかわらず、
ここ(この画廊)を出発し、
向かいたいのは美術館ではない。
日常である。
地と図のねじれた矛盾を承知の上で、
記録された音楽が何回も再生されるように
人々の心に染み込んでいって欲しいと願っている。
やりたいのは”主張のない純粋美術”だ。
美術作家の想いの量は、これくらいでよいと思っている。
私にできるのは
壁面に小さく「しるす」のみである。
2014.11.14
瀬古 徹
渡辺 菊乃展 [2014]
剣持 綾子展 [2014]
オーライタロー展 [2014]
埼玉B級建物散歩
2014.9.19(金)~30(火)
11:00~18:00 24日(水)、25日(木)休廊
企画:CURRGH ART PLANNING
2014.9.19(金)~30(火)
11:00~18:00 24日(水)、25日(木)休廊
企画:CURRGH ART PLANNING
;「埼玉B級建物散歩」と銘打ち、埼玉県内(といってもほんの一部ですが)に残るB級
(愛すべき、くらいの意味です)
建物を描いた作品を並べます。
池袋から西武池袋線で80分、
ちょっと遠いですが、お越しをお待ちしております。あなたの町の建物もあるかもしれません。
越生のとや書店 / 油彩
530×455mm
ART SELECTION 2014 玉 征夫 ・加藤 栄吾展 [2014]
2014年9月5日(金)~9月16日(火)
AM11:00~PM6:00(10日(水)、11日(木)休廊)
●オープニングパーティー:6日(土) PM5:00~
お気軽にお出かけください。
玉 征夫 Tama Ikuo
私的絵画―終わりから始まる物語として
今回の作品は、2000年以降の作品の延長線上にある。私は作品の意味を考えるとき、
ゴーガンの有名な作品タイトル、我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこ
へ行くのか、の問いかけを自ずからの問いかけとして、念頭に置くことにしている。
現実に起きていることをベースにしながら、それらを過去の記憶、或は予兆めいた
イメージと重ねながら制作する。これまでも虚空の湖に眠る鳥、神のいない8月のイコン
など、タイトルにその時々の想いを込めた。今回発表する作品も、私たちの社会と深く
かかわる物事に触発されて、挑んだつもりである。意識を共有することは難しい。しかし、
少しでも伝わることを希望としたい。
加藤 栄吾 Kato Eigo
そこに在ることの理由を描きたいのだ。
絵画は、「独り遊び」の延長にある。しかし、「独りよがり」ではいけない。同じ事を何度も
何度も繰り返し、日々の現象の中から、何が、より本質的なのかを見極めようとしている。
現代の美術表現の中で、絵画は、既に古くさい化石のようなものだ。表現の力を考えると
絵画イメージとしての限界は既に終わっている。しかし、どのようなスタイルだとしても、限界
を超えたところ(あるいは限界という意識の外側)にしか、見えてこないモノが在る。それが
大切なのだと思えてきた。
2014.09.06 加藤 栄吾